つまり

人の心がわかるとか、優しい、と評価される人ってのは
つまりそう感じさせた対象の人の痛みをわかったっぽく
ふるまえるかどうかで決まると思うのですよ。
実際に感覚を共有できるわけもないので、
そこはそこでもう、想像、という域を越えられる
ものでもなく、相互共にそれは了承の上ということで。
人の痛みを敏感に感じることができ、
それを取り除く手段を知っている人。
それが定義、と今日なんとなく思ってみたり。

真に不器用なのは頭がまわりすぎて、
そのこと自体をまわりに感じさせない人。
天然おバカ、直球ストレートな優しさって
わかりやすいけど、それだけじゃないよね。
さりげなさすぎて、自然すぎて、当然に行為を為す
人ってなぁ…かっこいいけど哀しいわ。

自分がしてもらいたいことを他人にするって、
心理学とかでもあったっけ。
気づかれない人って、それだけでつぶれちゃうんじゃないか、
それが今の世の中のおかしいとこなんじゃねーか、
って思ってみたり。
広がりすぎちゃった、とでも言うのかな。

おいらは気づいてるよ、って、
色んな人に言ってやりたいって思ったり。
言ったりもするけどね。足りないっす。
それに…きっとっていうか、
絶対気づかないことのが多いはず…。
それにずっと気づけなかったらって考えると、
また少し哀しくなってしまう。どうしようもないのだけど。
ま、ね。すべては想像で、
んな綺麗なモンじゃないのかもしれないけどさ、
そういう世界は少なくともボクの頭の中では真実として
展開されてるわけで、
結局何が言いたいかというと…
みんなごめんね、的なことかいのう。
これからボクはしばらく前を見て歩こうと思うので。
今まで見えていたと思ったことが見えなくなる
こともあるのかも。
進むことの代償だね。